僕は鳥の言葉がわかる
著者:鈴木 俊貴 出版社:小学館 出版日:2025/1/23 ページ数:264ページ
本書のタイトルにあるように鳥(シジュウカラ)の研究が仕事。著者は小さな頃から動物は好きで、観察し、触れ合い、大学では鳥類の研究、その後も鳥(シジュウカラ)の研究を続けられている。好きなことが仕事になるのは楽しく、発見も多く、飽きずに熱心になれるという魅力的な仕事である。
鳥の研究では、鳴き声によって「集まれ」、「警戒」などを知らせたり、翼のジェスチャーで「先にどうぞ」とコミュニケーションをとっている。また、鳴き声の単語と単語を組み合わせ、2文の文法を作り上げ、理解できていると発表されている。
※好きだからこそ、とことん突き詰め、研究に熱心になれる魅力的な仕事である。自分がどんな趣味や何に興味があるか分析し、そんな魅力ある仕事を見つけることが人生を豊かにするのだろうと感じる。